忍者ブログ

その数秒を被写体に

日常を主に綴っていく日記。バイクと釣りと、後趣味の雑文なんかが混ざる。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

朝と夜の物語

名乗る必要はない 2秒で終わりだ。

 

こんばんわ。

夕飯に牛丼を作ったので、画像をうp。

意外と美味くできたのが、俺にとっても不思議でたまらない。

 

今日は一時間ぐらいしか外に出てない。

明日が提出期限の、学生証用の写真を撮って、それを封筒に入れてポストに投函。

ってことしかしてない。

Sound Horizonの、ボーナストラックとかげと。

今回の謎解き、すげえよ。

何か初めてmixiが役に立ったもん。

でも、すげえひどいと思ったのは。

タワレコの予約特典が、異常に豪華だってこと。

だって、未発表音源とかついてて.

アニメイトだっけか、アナザージャケット…。

どこだったか忘れたけどな。

3ショップ分の特典を合わせて、やっと一つになるとか。

こんな、V系のCDじゃあるまいし…。

やってられへんわああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!11111111

超やってらんねえええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!11111111111111111111111

 

泣けてくる。

後は、少しだけモンハンして、またリオレイアが倒せなくて、時間無駄にしたじゃねえか!!

とか怒りながら。

で、その後DVDを漁って、パイレーツオブカリビアンとか見てみた。

いや、面白かったよ。

 

風呂で一人海賊ごっこしちゃうぐらい面白かったw

 

さて。

続きでも書くか。

 

月が出ている。

綺麗な月だ。

「Variant」をものともせずに、久野は雄たけびをあげながら一匹一匹を屠っていく。

前園は確実に仕留めるまで、照準をはずさない。

対して――実戦経験のない京耶が、ヒース・グリムに立ち向かえるかどうかが問題である。

「どうした、かかってこないのか?」

答えられない。

ヒースの瞳を見た瞬間、身体が言うことをきかない。

まるで、蛇に睨まれた蛙だ。

見れば見るほど魅入られる。

「…怖気づいたか、下等生物」

ヒースの罵声がかけられる。

京耶の指が、辛うじて反応した。

腰に下げていた自動小銃を構え、引鉄を弾く。

弾丸全てがヒースの身体を貫く。

「…痛くも痒くもないなぁ」

きいていない。

まるで痛みを感じていないみたいだ。

「くそ…なんできかないんだよ!」

カチカチと、弾切れの合図のように音が止む。

京耶は小銃を捨てて、素手で殴りかかっていった。

「無駄ですよ」

しかし、「Variant」であるヒースには全て受けられてしまう。

まるで殺陣のように、全て受けられる。

「なかなか上手いじゃないですか」

皮肉を言われ、京耶の攻撃は単調なものになっていく。

不気味な笑みをうかべ、ヒースは飛び上がる。

「な!?」

京耶が思わず声をあげる。

「鈴本君!下がって!」

後方から叫ぶ声に聞き覚えがあった。

前園の声だ。

素直に従い下がる。

途端、凄まじい爆音と火花が散った。

「はっ、この私がそんなものにやられるとでも…」

言い終わる前に、ヒースの首が不自然な方向に曲がった。

「気付けこのド阿呆が」

ヒースの瞳に写ったのは、双剣を構えた久野。

奴が何故ここにいるのか。

地上からはゆうに20mも離れているというのに。

首の角度がおかしいのは、久野に蹴り飛ばされたからである。

「下等生物があぁぁぁぁぁぁっっ!」

背中めがけてその双剣を振り下ろす。

いとも簡単にちぎれた羽は、ひらひらと宙を舞う。

飛ぶ力を失ったヒースは逆さまに地上目掛けて落下していくだけ。

視界に入る前園と京耶。

久野とか言う男は、そのまま地上に落ちた。

私はこのまま海に落ちるだろう。

深い眠りにつくことになるのだろう。

 

ヒース・グリムは海に落ちた後、浮いてこなかった。

他のベースキャンプに連絡をとってみる。

負傷者が5人、それ以外の損傷はなし。

しかし、京耶の想いは、その仲間達を心配するほど余裕があるわけではなかった。

「…」

「はい、鈴本君」

目の前におかれるカップ。

この香りはミルクココアだ。

「飲むと落ち着くから、ね」

前園は微笑んで言ってくれた。

それに返すこともできずに、京耶は沈んでいた。

畜生。

何も出来なかった。

しかも、女である前園と久野に助けられた。

命は助かったけど。

俺の力が足りないのか。

あれこれ考えていると、急に背中から抱きしめられる。

「鈴本君、よくがんばったね」

「ま、前園…」

何で、こうなっているのか。

よくわからない。

「怖かったよね、でも、よくがんばったね」

優しく、そして暖かい。

安心した。

少しだけ、恥ずかしかったけど。

癒された。

安堵のため息すら、今ならつけそうだった。

「それじゃ、私は寝るね」

すっと離れていく前園に、思わず声をかける。

「あ、前園…」

振り返って、何?という前園。

「い、いや…なんでもないよ」

前園はまた微笑んで、テントを出て行った。

 

「京耶君、ちょっと」

久野が呼んでいる。

「ごらん、月が綺麗だよ」

久野に呼ばれ、テントから出る。

確かに、月は綺麗だった。

「…」

何も言えない。

自分の不甲斐なさに。

「京耶君、強く、なりたいかい」

ふと、久野がもらした言葉を、京耶は聞き逃さなかった。

「…はい」

「そうか…でもね、ひとつだけ知っておいてほしいんだ」

満月のおかげで、相手の顔がよく見える。

「あのVariantたちは、この国の、人たちだっていうこと」

わかっていた、はずだった。

「彼らはね、みんな人だった。いや、Variantになっても人だっていうことを」

「…隊長?」

「私が言いたいのはね、君は人殺しに、鬼になれるかってことだよ」

人殺し。

今、初めて気付いた。

当たり前のように、争う人と「Variant」。

「で、でも隊長、それじゃ…」

これは、戦争ではないと思っていた。

「今までに、何人弔ってきたか、もう覚えていないぐらいだよ。ほんの、最近起きはじめたことなのにね」

久野は、一人でずっと苦しんでいたのだろうか。

ふとそんな考えが頭の中でおきる。

「最初こそ、さっきの君のように足すら動かなかった」

けれど、と久野は続けた。

「目の前で大事な家族を殺されちゃ、ね」

京耶の瞳に移るその姿は、何処か哀しいものがあった。

「さて、答えは明朝までに頼むよ」

君は今日はもう休みなさい。

そう言われて、足元に視線を落とす。

「…隊長」

「なんだい」

「このVariantも…やっぱり…」

「…ああ、そうだよ、この島の島民達だ。」

聞くまでもなく、わかっていたことを再確認する。

人の口から言わせることで、もう一度自分に叩き込む。

俺、俺は。

「じゃあ」

言葉に出来ない、想いもある。

「今だけは、せめて」

その一言が、京耶の意思を物語っていたのは言うまでもない。

「人でいたい。だから、彼らを埋葬したい。人であるなら、そうしてやるのが、せめてもの情けだと」

「ああ…それはいい提案だね。でも今日は疲れただろう。明朝、君の決意を聞く前に弔ってやろう」

京耶の世界は、廻りはじめた。

人が人であるために。

人が人という存在である以上。

何が定義であるのか、京耶には検討もつかない。

しかし、これだけはいえる。

 

まだ、人の心を持ち合わせている、と。

 

 

次の話の予告を。

神人に選ばれた、竹田雪絵(たけだゆきえ)は、争いを好まぬ者。

訓練こそ真面目に受けはするが、「Variant」と化した者達を元に戻す方法があるのではと、日夜探し回っている。

そんなある日、級友の本牧に異変が…。

 

何か、だんだんびみゃうになっていく気がするなあさあwせdrftgyふ

ま、寝ます。

しーゆーあげん。

 

しあわせにおなりなさい

おりあわせしになさいな

零音に繋がる星屑の革紐

天秤を揺らす、天使の彫像

隻眼にして隻腕の、アルバレス将軍につづく者

賢者の内に潜む、message

朝と夜の物語

 

 

 

 

 

PR

Comment

無題

  • ねちょ
  • 2006-11-24 12:29
  • edit
ふむ。
あれだよ。
盛り上げるとこも、綺麗に書きすぎて淡々としてるから、なんていうのかな?
今回までのが序章みたいのでしょ?
だったら、ヒースのとことかを・・・もーちょい・・・濃くしたりすると良かったかなwww

無題

  • ゆぎ
  • 2006-11-24 13:28
  • edit
話しが分岐とゆうかなんとゆうか、もうちょい解りやすいとおばかな私には嬉しいっす(●´∀`●)
でもやっぱおもしろいねぇー♪♪♪♪
にやにやと読んでしまうタイプの小説で好きです(笑)
お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

Trackback

この記事にトラックバックする

Copyright © その数秒を被写体に : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]

管理人限定

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

フリーエリア

最新コメント

[11/11 りょ]
[11/20 Mes]
[11/16 りょ]
[10/14 朋加]
[09/29 朋加]

最新記事

(05/20)
(05/15)
(05/11)
RAY
(05/11)
(05/09)

最新トラックバック

プロフィール

HN:
ikki
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R

カウンター

アクセス解析