大したことは、何も無く。
思い出が詰まった心を持って帰ってきた。
でも、切なくて仕方ない。
ただいま。
一記。
火曜日〜今日まで、滋賀県は余呉にあるウッディパル余呉へと行って来ました。
九人でキャンプです。
去年よりは、人数が少ないのもあってか、まったりとした中でのキャンプ。
流石に今回は、体調万全、特に怪我もなく参加できて喜ばしいかぎりです。
一日目。
六時起床。
六時半過ぎには家を出て、駅へ向かう。
姉さんと合流、名古屋駅へ。
名古屋駅で、亀さん以外の面子と合流。
ふゆきを先頭に、電車を乗り換えること三時間ほど。
敦賀駅へ到着、亀さんと合流し、車で移動。
まずは海へ。
日本海、です。
とりあえず、何の気なしにTシャツを脱いで、下はジーパンはいたまま海へ突入。
日焼けも気にしず、ガンガンに遊びまくる。
サラ、ふゆき、の二人を埋めて、だらだらと遊ぶ。
その後、キャンプ場へ。
買出し組と残る組に別れる。俺は後者。
買出し組が行っている間に、風呂へ入る。
窓を開けたら、そっちは女湯でした。
とかいうのを期待していたが、何もなし。
どっきりとか、そういうのもなし。
期待してたのたのに…orz
風呂終了後、コテージで待機。
買出し組帰還。残った風呂組は飯の準備。
木炭に火をつけようとするが、なかなかつかず。
結局亀さんにやってもらったりw
炊き出しを始めて、きのこたっぷりのうどんを作る。
味付けは適当。だがしかし美味い。
食事終了後、海でやった棒倒しに負けた俺には、全員の皿洗いという仕事が残っていたw
特に何もしていなかったので、皿洗いが妥当だと今更ながらに思う。
で、皿洗いも終了。まったりしながら、全員がごろごろ。
一日目にして、「帰りたくない」と言い出す俺。
とか何とかしながら、疲れた人たちはさくっと就寝。
俺も十二時過ぎには寝た気がする。
二日目。
朝のアラームが、よっぽど皆に不評だったらしく、それで何度かいじられることに。
朝ごはんは、覚えていない。誰か覚えてたら連絡プリーズ。
で、目的のバトルアスレチックへ。
すげえw
秀吉軍と勝家軍の合戦をモデルにしているらしい。
無邪気に遊んだ。
筋肉痛になったお姉さま方と、大してそうでもない野郎共。
この差はやはり計り知れないのだなと。
で、昼はダチョウの串焼きとか食った。
サービスで、イノシシの肉も出してもらって、嬉しいことこの上ない。
で、飯食ってうっかりうたた寝。
気付いたら七時とかだった。
で、夕飯は、焼肉だ。
いろいろ焼いた。
肉も、野菜も、きのこも焼いた。
手に入るものは何でもや(ry
いや、おかしいだろ俺。
いろいろ焼いたはずだけど、何でもはないw
で、また皿洗い。
みんなで星を見た。
天の川が、綺麗だった。
ただ、そこには、星が存在していた。
そして、三日目。
帰る時間が来た。
朝は、軽くパンやらチーズやらで済ませた。
ナシも食った。
朝食後、清算。
そして、チェックアウトの時間。
忘れ物もない、戸締りもきちんとした。
そして、一同は官山寺へと向かう。
行くと頭がよくなるということなのと、欅の山門があるということなので、行ってみたかったのと。
姉さんが二日目の朝に途中まで登って、降りてきたこともあって、険しい道のりだった。
途中まで亀さんの車で、残りは徒歩。
そして、本堂と、近江天満宮と、山門、朱雀池をばっちりと写真に収める。
思えば、どこかしらで写真を撮っていた気がする。
そして、気がつけば昼を過ぎていた。
木の本の駅近くにある、平和堂のマックで昼食。
そして、亀さんとはここでお別れ。
俺たちは一路、名古屋駅を目指して電車に乗り込んだ。
思えば、何人誘ったのかもあまり覚えていない。
でも、楽しかった。
本当に、帰りたくなかった。
不謹慎にも、ずっと、このまま時が止まればいいと思ってしまった。
名古屋駅到着は、四時半を過ぎていた。
ここで、解散。
JR組と、名鉄組、バス男に別れた。
俺たちは、もう過ごすことの無い高校生活最後の夏を満喫した。
書いてて、泣きそうになる。
ネタでもなんでもなく、もっとみんなと一緒にいたかったという気持ちを抑えられなくて。
夕飯を食ってて、切なくなった。
喉を通らない。
帰ってきたくなかった。
あのまま、皆で暮らせたなら、どれだけよかったことか。
この先のことを、案じずに。
自由気ままに生活できれば、どうだったのだろうか。
少なくとも、こんな切なくなることはなかったはずだ。
終わりの向こうには、何も無かったのだろうか。
夏が終わると、すぐに秋が来て冬になる。
ガッコだって、授業のある日はもう100日前後だろう。
一月の半ばを過ぎると、皆に会えない日が続く。
ずっと、一緒にいたいと心から思う。
そんなダチに恵まれたから、会えなくなるなんてキツイ。
寂しい。
恋も、夏の間には出来そうにはない。
また明日から、いつもの日常が待っているのだ。
未来なんか、見たくない。
90%逃避、残りは未確認の感情。
でも、帰ってきた。
帰ってくるしかなかったのだ。
いつまでも、この気持ちを胸に抱いて。
了。
成る心
ちょ!待てよっ!!(キムタク風味)
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