名乗る必要はない 二秒で終わりだ。
こんばんわ。
Sound Horizonの5thストーリーCD「ROMAN」をフラゲしました。
ええ、偶然、とらのあなとか行ったらあったのです。
で、思わず買ってしまったwww
今聴きながらこれ書いてます。
当分は陰陽座とSound Horizonでおなかいっぱいです。
で、今回のSound Horizonはですね。
えーっと、これ、繋がります。
今までの曲を聴いてからだと、よくわかるぐらいに繋がります。
すげえよこれは!!
最高にして最強!!!
さて、コメントにレス。
今日はー、昨日ついた分。
toねちょ
おうおう、ただいま妄想中だwww
なので、しばし待たれよ。
ってか、こっから大きくなっていくよ、この話は。
マジ熱い。
陰陽座も熱いけど、Sound Horizonも同じぐらい熱い!!
これはちょっと、ねえ。
ライヴ行きたいけど金無いし。
きっとその日はガッコがあるし・・・。
ああ、そうか。
インフルエンザの診断書でも書いてもらえば休めるじゃん!!!(え
冗談はおいといて。
昨日の続き。少しだけ。
血で血を洗うような、そんな世界で生きる神人と自衛隊組織が連合軍を組んだ。
コードネームはドイツ語で正義の騎士を意味する「Der Ritter der Gerechtigkeit」
人は異形の者共を、「Variant」と呼ぶ。
そして、「Variant」と「Der Ritter der Gerechtigkeit」達の間で始まる戦。
一度は怯んだかに見えた「Variant」。
しかし、その喜びもつかの間、世界を喰らうほど強大な「Variant」の現出。
彼らの戦いに終わりというものはなかった。
仲間は倒れ、「Variant」へと変わりいく奇病も発生。
かつての同士であった彼らに、記憶が残りながらも「Variant」として得た力を嘗ての見方に振るう者。
自ら「Variant」へとなりいく為に、その身を捧げる者まで現れた。
力を欲するあまり、人は人ではなくなった。
時を同じくして、同国内でのある街の一角。
2005年までに義務教育を果たしてきた若者達には、先の事件(空中輸送機爆破事件)を機に、兵役義務が求められた。
最もこれは、柔術、剣道、合気道などの護身のできる競技の有段者には適応されなかった。
しかし、それでも足りぬ、己の身と大切な人を守れぬなら生きているなどとのたうちまわる者もいた。
それにより、有段者にも兵役要請をかけた。
主に自衛隊とはまた別に、軍、特殊部隊からの要請も多くあった。
いつでも前線に出れるようにと、基礎を三日で叩き込まれ、能力の追いつかない者には特別指導という名の粛清が行われていた。
倉内閑(くらうちしずか)は、20006年度に高校を卒業。
後にROCKで世界を変えると言い、世界中を旅した。
旅も大幅に終わり、野望を大きく膨らませ、一時的な帰国を果たしていた日のことだった。
酷ながら、彼女が帰国したのは、先の事件と同日であった。
彼女が飛行場に降り立った時既に、輸送機の爆破は起こった後であった。
墜落したのは、彼女の実家の近く。
家路を急ぐ彼女。
幸いにも、電話は繋がる。
どうか誰にも何もないように、と彼女は祈る。
電話口で響く声、紛れもなくいつもの母の声だった。
ホッとする閑。
しかし、話を聞くとこれから避難するのだという。
お互いにそちらで合流しようということで電話を切る。
胸を撫で下ろし、指定された場所へと足を運ぶことにした。
道中、彼女の運命を変える出来事が起こる。
彼女がそこで見たのは、焼けてしまった家と、転がっている飛行機の部品。
どうやらそこに、例の飛行機が墜落したらしい。
警察が周りを取り囲み、立ち入り禁止のテープをはっている。
不意に、焼けた家の中で何かが動いたのが目に入った。
其れは、一番近くにいた警官に飛び掛ったと思いきや、その警官の肩に飛び乗り、頭を喰いちぎった。
群がっていた野次馬は悲鳴をあげて後ずさる。
その場で口をくちゃくちゃと言わせながら、血を滴らせる「Variant」。
閑もそれを目の当たりにして吐き気がこみ上げてきた。
警官の身体が前のめりに倒れる。
「Variant」は背中に生えた虫のような翼で羽ばたき、空中に留まっている。
――次ハオ前ダ。
まるでそう言っているように見えた。
閑はその「Variant」が飛びついてくるのを真横に横転して回避。
吐き気がどうのこうのと言っている場合じゃなかった。
「Variant」に足払いをかけて、出来るだけ間合いをとる。
すっ転んだ「Variant」は、頭を振り、振り返る。
まるで鬼のようだ。
閑がそう思った次の瞬間、見えない速さで其れは飛びついてきた。
思いも寄らぬ速さに、そのまま押し倒される閑。
「Variant」は閑が動けぬようにと、マウントポジションに近い形で組みついた。
頭から喰らおうとする「Variant」に、必死で抵抗する閑。
ふと、閑の脳をよぎったのは、印度で出会ったシャーマンのことだった。
彼らシャーマンは、言葉を紡ぎ己を高めるという話を直に聞いた覚えがある。
シャーマンのうちの一人が言っていた。
誰もが、神と霊と、世界とひとつになれるのです。と。
私でも、できる。
そう思い、言葉を紡ぐ。
何でもよかった。
ただ、自分を強くできるのなら。
暗示の一種だと、一部の人は言う。
しかし、それでもないに越したことはない。
閉じていた視界を見開き、鉄拳を見舞う。
これには流石の「Variant」もたじろいだ。
そこからは、逆転劇を遂げた。
一匹の「Variant」を、ほとんど素手で倒してしまった。
これは、明日の朝刊に載るだろうし、何よりちょっとしたースターになれる。
そう、軽く考えていた。
いや、軽く考えすぎていたのだ。
家の中には、飛行機の乗組員と、その家の家主家族が住まっていた。
その数、ざっと13人。
全てが、「Variant」へと形を変えていた。
一部の「Variant」は、大いなる翼で空を翔けていった。
残った「Variant」も、散り散りになった。
一匹だけ、例外を除いては。
其れは、先ほどの「Variant」とは違い、考えをもって攻撃をしてきた。
やばい、やられる。
そう思い、諦めかけた時、身体の底から湧き上がってくる異様なテンションに気付いた。
思い切り、拳を振ってみる。
どこか、傷を負っていたはずだ。
痛みはない。
既に治っていた。
こんなことがあるはずがない。
しかし、今はそれどころではない。
「Variant」との互角の勝負を優勢に変える事ができれば、勝てる。
そう信じた彼女は、隙を伺いつつも、「Variant」の弱点をついていく。
最後に振るった拳が、「Variant」の頭を砕いた。
身体を包む、銀色の光。
漲る力。
それが、彼女を変えた一つのできごとだった。
そして日本を救う一つの手立てでもあった。
変化。
それは、彼女だけに起きたわけではなかった。
続きますよ、これ。
ってか、もう二時すぎてるしwww
寝るわwww
しーゆーあげん。
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