鉄のラインバレル 七巻より抜粋。
一記。
おおう。
やっぱりさすがに、この時間は眠たい。
んで、もう今日は寝てしまう。
うん。
大体、十時ぐらいに起きれりゃまんせー。
もう何もかもがごちゃっとしているようだ。
俺の中じゃ、本当に少しのことのように思えるんだけど。
帰宅してから兄弟と電話。
相変わらず、いろいろと助かってる。
本当、ありがとう、心からそう思う。
一記。
でも流石に寝るよ。
寝ないとまずい。
後三日だ。
せめて、やりきろう。
研究授業さえ終われば、後はこっちのもんだから。
うん。
頑張ってみようじゃないか。
俺の人生だ。
母さんが死んだ時に比べりゃ、それ以上のどん底なんかない。
本当、あの時に比べれば、ね。
一記。
そう、今日は命日でした。
何とか日付が変わる前に帰ってこれて、よかったです。
もう五年になるんだなあと思うと、いくらこの歳でも涙的なものはね。
ああ、マザコンっていわれてもかまわんさ。
大事な家族だったんだ。
せめて死んだ日ぐらい、思い出させてくれよ。
一記。
よし。
明日のために寝る。
ばーい。
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