ゼミ旅行から帰宅。
写真は飛騨高山白川郷。
一記。
さてさて無事に帰宅しました、一泊二日のゼミ旅行。
笑いあり疲れあり頭痛ありの二日間でございました。
ま、昨日の朝からレポ。
朝起きた、大学集合、無事出発。
のはずが、無事に出発できなかった。
問題はうちのゼミ生にあった。
ギャル男たち三人が遅刻、一人来ない、留学生二人も来ない。
おかげで、出発時間に出発できなかった。
申し訳なくなっちゃって、本当に辛かった。
ひるがの高原のSAに寄りました。いやあいい景色だった。
11年振りでした。
その後、こちらも同じく11年振りの飛騨高山白川郷へ。
やはり、見る歳によって感動が違うね。いいところだよあそこは。住みたいぐらい。
夕方、福井県あわら温泉、清風荘へ到着。
大将たちと一緒に大浴場へ。去年と同じような流れwww
で、遊んで騒いで、宴会。
宴会のビンゴゲームで二位を獲得。いやっほうとかしながら。
その後、大将たちの部屋で飲み会。
何故かゼミの女の子二人の面倒を見ながらぎゃあぎゃあわいわいうわっちょっアッー!
俺が寝たのは二時ぐらい。朝は六時に起きて大浴場へ。
さっぱりした顔で朝ご飯を食べに行き、部屋の片付け。
九時に旅館を出て、まず向かったのは東尋坊。
雨で降りられないかと思いきや、雨が止んだので、そこそこいい景色が見られました。
あ、誰も東尋坊からは飛び降りたりしなかったので大丈夫ですはい。
その後バスの中で寝て、だらだらとしながら黒壁スクウェアに寄りました。
講義でやったよなこことか思いながら、ぶらぶらして。
海洋堂の店、龍遊館があったので入ってニヤニヤすることに。
結局何にも買わずに出る。
帰りは養老SAに寄り、軽く腹を満たす。
大学に戻ったのが七時。
大将たちに挨拶をしてから帰宅。
学長が仕事のために黒壁スクウェアで降りたので、挨拶はなし。代わりにやっとこうかと思ったら誰もいねえwww
俺とTしかいねえ。
無事に帰宅しました。はい。
一記。
で、頭痛がする。
んー……まあ、ゆっくりしよう。
ばーい。
で、俺の次の休みは火曜日だが……。
一記。
別に何もないけどな。
今日も一日中バイトっすよ。
特に大したことも……ないこたないな、うん。
何してんのかよくわからなくなってるから軌道修正の方向で。
陰陽座の新譜まで後三日。長いな。
ライブのチケットまだとってないんだよな……完売御礼前にはどうにかせんと。
ぶっちゃけますと只今休憩中でござい。
人が見る時間によっちゃ、夜とか昼とかだろうけど。
何時に書こうが、日記は日記。1日1更新が目処。
それから。
全然書く気しねえ。
コメントのレス
toうちゃ
や、失礼なことに俺が忘れそうなんだ、向こうの顔を。
っていう話だったんだが、よかったか?
それとも別の流れだったか?
眠たくなってきて休憩終わりっぽいからこの辺。
ばーい。
「おい、お茶をくれ」
リビングで一匹の犬が吠えている。
「はいはい、ちょっと待ってくださいな」
母は忙しそうにリビングと廊下を行ったり来たりしている。時々、キッチンに入って鍋の火加減を見ているようだ。
「かーさん、僕のジャージってどこに閉まったのー?」
弟が部屋から母を呼ぶ。
「タンスの一番上にあるでしょー」
しかし母は忙しそうだ。
明日から旅行に行くので、準備に忙しいのだ。
「おい、お茶はまだか」
犬がきゃんきゃんうるさい上に、お茶まで要求してくる。
今度は誰も答えなかった。
「……寂しいなこれは」
犬……いや、姿形はチワワだが、この犬はお父さんだ。
どこかの携帯電話会社よろしく、白い犬ではないが、この犬はお父さんだ。
しかもチワワと来たら、威厳も何もない。逆に言えば、威厳のあるチワワを見たことはない。
ちなみに母も弟ももちろん私も人間だ。
どこをどう間違えても犬畜生などではない。
しかし、この光景を見て誰が納得するだろうか。
ソファのクッションにでんと腰をおろして、いっつも口から舌を出し、呼吸の度にハアハア言っているチワワがいて。そのチワワが私たちの父であるとは、誰が納得するだろうか?
歩く時は異様に足数が多い。しかも早い。カツカツ音がする。フローリングの床で滑る。口臭が獣臭い。身体が小さい割には、よく食べる。餌をもらうと誰彼構わず尻尾を振る。
私たちの父は、チワワなのだ。
父曰わく、昔チワワとチクワを間違えて買ってきたことがあって私を悲しませたことがあるので、その報いだと言い張る。私は実は、どこかの実験施設で被験者に選ばれて、実験の過程で姿形を犬に変えられたのではないかと思っている。
弟は、UFOに連れ去られて、宇宙人の技術で犬の身体に脳を移植されたのだと言い張る。そのうち、私たちも同じようにされるんじゃないかと思っているらしい。
母は昔からお父さんはこうでしたとしか言わない。流石に父との付き合いが長いだけあって、考え方が違うと思った。
「おい、まゆ、散歩の時間だ。よろしく頼むぞ」
お父さんはソファから降りて、トコトコと玄関まで走っていった。
「お父さん、今日雨降りそうだけど散歩行くの?」
私が聞くと、玄関を前足の爪でかりかりしていたお父さんが振り向く。
「えっ? 雨、降るの?」
私が頷くと、お父さんは唸った。
「ううむ……よし、行ってすぐ戻れば大丈夫だろう」
結果的に行くことになってしまった。お父さんはこういう時、ダメと言うとすぐに拗ねる。人間なってな……じゃないね、犬がなってないよね。
私はリードをお父さんの首輪と背中に取り付けて、散歩にgo。
着ぐるみでも何でもない、本当に私のお父さんは犬なのだ。
「おい、早く行くぞ」
お父さんは私を見上げて言った。
はあ、とため息をついて私は歩きだす。お父さんも、私より早いスピードで歩きだした。
まず、犬が喋るってことが理解できないという方もいるだろう。
まずおかしいと誰もが思うだろう。しかし、誰もおかしいと思っていないかのように接してくる。私たちがおかしいのか、周りがおかしいのか。どちらでもよいかと思う。
「夕飯は何だろうな」
父(犬)の問いかけに私は答える。
「多分、簡単なものだろうね。明日はお家にいないしね」
父(犬。チワワ。)はわかりやすいぐらいにしゅんとした。
「そうか……」
少し可哀想か?とは思ったが、父(チワワ)はそんなことでへこたれるような犬ではない。
「あ、でもほねっこ買ってあるよ」
それまでしゅんとしていた犬の尻尾がピンと跳ね上がる。
「本当か!?本当なのか!?」
めちゃくちゃ尻尾振ってる。顔が輝いている。
「よし!帰るぞ!今すぐにだ!」
チワワが勝手に向きを変えて走り出したが。
「ぐえっ」
リードの長さが足りずに、私の腕を伸ばした長さとリードの長さで止まる。
「お前!お父さんを殺す気か!?」
チワワはきゃんきゃん吠える。
「いや、お父さん、焦りすぎだよ」
「焦ってなどおらんよ!さあ早く帰るぞ!ほねっこ食うんだ!」
明日のおやつなんだけどなと思ったが、言わずにいよう。
お父さんが犬でも、私は構わない。
こんなお父さんでも、私はお父さんが好きだからだ。