夏なので。
久々にパンクオーラマ引っ張り出して聞く時期だと思っている。
もっかい7買いなおそうか悩むところ。
一記。
出会ったのは、中三の夏でした。
本屋に平積みされていたトリブラと、たまたまCD屋で見かけたおっされーなジャケットに一目ぼれ。
それまで、音楽と言っても偏ったものだけを聞いてきた俺の、最大の転機と言っても過言ではない。
そう、洋楽パンクに出会った。
ってまあ、ただ単に激しいのが好きだってだけなんだけどね。
一記。
おかげで今も、メタルを中心とした生活を送っております。
え?パンクの話じゃないのかって?
気のせいだろ。
先週は花フェスタ記念公園に行ったから、今週はどこ行こうかって思ったらガソリンない。
やべーぐらいにガソリンない。
まあどこにも行かずに明日は大学だけで済まそう。
一記。
それから。
なんかねーかなーとか思いつつ、手元に放置してあるラノベを読みたいところ。
でも何か、色々と投げそうでいやだ。
ばーい。
それから。
更新しました。
一記。
水嶋ハイネとの、奇妙な再会をそのうちお送りいたします。
mozo行って大口行って、夜はマジックしてきた。
そういう日。
カレーにキムチって合うかと思ったら、若干微妙な。
俺だけか。
やっと今週から、ゼミ分けが始まりました。
これでギャル男の顔見ずにゼミが始められる。
一記。
今テレビでやっているキャスト変更後のドラえもんはあまり好きじゃないのですが、というか元々あまりドラえもんは好きじゃないのですが、劇場版ドラえもんとか結構好きです。
といっても、古いやつ。もうそれこそ、十何年前のとか。
どうでもいい話ですね。
バイトはま、そう大して忙しくもそうでないということもなかったです。
普通でしたよええ!
一記。
それから。
上にも書いたとおり、更新いたしました。
四塚と葵篇です。
どうころばせようかなー。
とか、かんがえちう。
ふふふ。
段々クオリティが低くなってきているのは秘密。
元から低いか。
一記。
疲れたので寝ます。
ばーい。
いくつもの環が重なり、気がつけばそれは一つになって解けていった後だった。
俺の隣にいるのは葵だ。
その葵の隣にいるのは俺。
二人で一つの世界を共有していて、それが永遠に繰り返されるループする毎日。
終わりのない、メビウスの輪。
世界崩壊から、一週間。
今日の日付は、ハイネがいるはずの病院を後にして、次の行き先を決め兼ねていた十月八日。
一旦家に戻るべきかとも思ったが、どこかですれ違うのもいけないので、迂闊に動くことはできなかった。
そうは言っても既にすれ違いの後だ。
俺と葵は、まだ生きていることが不思議でならない。
「どうしようか」
眠たそうな葵を横目に、車を走らせる。
辛うじて障害物のなさそうな国道をひた走ること四時間。
流石に運転しっぱなしなのも疲れてきたところだった。
「そうだ、ね……」
あくびをしながら、ぼーっと窓の外を見ている葵。
俺と会話をする気があるのかないのか、何も言わずにいる。
「……とりあえず、こっち来ても、知り合いとかいないから、戻ろうか」
路肩に車を止めて、葵を見る。
返事がないと思ったら寝てやがるよこいつ。
葵がこうも、規定の睡眠時間以外で眠るのには理由がある。
葵は芸大に通う女子大生で、スランプの時や、彼女にとっての不安要素が多数存在する時ほど睡眠をとる。
その睡眠の果てに、答えを見つけ出す彼女の、ある種の解決方法が睡眠なのである。
がしかし、寝すぎだろうと俺は思う。
でも、とても邪魔はできない。
これも惚れた云々なのかと思うと、なんだか恥ずかしくなってきた。
答えを待つのも憚られるので、一度戻ることにしよう。
向かう先は、あの古本屋。
神崎たちと別れたところ。
あそこに行けば、何かがわかるんじゃないかと今ふと思った。
考えている余裕はない、だから先に行動を選ぶ。
こういう事態の時に限っては、そうでもないのだろうが。
もっと慎重にいけるような性格をしていたらなあ、と思いながら。
十月九日未明。
イソロクさんのいる古本屋に到着。
まさかこんな夜中にやっていないだろうと思ったので、車の中で寝ることにした。
流石に店の電気はついていないし、日付も変わったばかりだったのでそこはきちんとしないといけないと思って休むことにした。
「寝ちゃうの?」
俺の顔を覗きこむ葵。
「……や、だって、眠いし、流石に運転しっぱなしは疲れたよ」
なんだか構ってほしそうな目で見られている。
こういうのは早めに対処しないと、後が厄介だとわかってはいるのだが。
「つまらないわね……」
そのままいじけて、座席に戻る。
まあ、明日起きてから構ってやることにして。
俺は今は、身体の疲れを癒すために瞳を閉じた。
俺たちが家を出たのは、誰でもない誰かを救うため。
その予定だったのだが、これといって困っていそうな人は見当たらなかったのが答えだった。
きっと、みんながみんな困っているなんてことはない、若しくはもう既に助け合っているのだろうと思った次第だ。
しかし、こんなに早く足をこの地域で留めることになろうとは、誰が予想しただろうか。
まだ、自宅からそんなに離れていないようなところだし。
状況的に言えば、ドライブに行って帰って来た、みたいなそんな。
俺をゆっくりと睡魔が襲う。
意識が遠のいていくのを感じながら、流れに身を任せた。
朝。
流石に開いているだろうと思って店を訪ねた。
案の定イソロクさんはいた。
「おお、無事だったか君たち」
にこやかな笑顔がまぶしい。
「ええ、まあ」
「よかったな……姉さんの方は、なんだか眠たそうだな」
葵は俺の後ろで、俺によりかかっていた。
半分寝ているような感じで、どうも要領を得ない返事しかしない。
イソロクさんは、奥で寝かせてやろうと言って俺たちを案内してくれた。
案内された部屋に葵を寝かせて、俺は店に戻った。
「あの、イソロクさん」
古そうな装丁の本を閉じて、彼は顔をあげる。
「今この世界が、どうなっているかが気になるのだろう」
あれ、俺念かなにか送ったか、と思いながら頷く。
「そうだな、オルフェウスのことは知っているか」
「はい、巨大な隕石だとニュースで聞いたぐらい、ですが」
イソロクさんは頷き、後ろの本棚から一冊の本を抜き出してあるページを開いた。
「そう、これがオルフェウスだ」
その開いたページを見せてもらい、俺は息を飲む。
天体図の描かれた本だった。
その図の中に、銀河系の様々な星が描かれており、イソロクさんが示した場所にオルフェウスの名が書かれていた。
「これがついこの間この地球に墜落した隕石、オルフェウスだ」
その場所は、太陽と月の真ん中あたり。
「この本自体は相当昔のものなんだが、どうもこの本が存在した時代からオルフェウスは確認されていたようだ」
「え、それって、どれぐらい昔なんですか?」
咳払いをして、イソロクさんは声を整える。
「ざっと、百五十年ほど前かな」
えっ、という顔をしてしまった。
「元々、小さな星の屑だったんだ。それが今、百五十年という年月をかけていくつもの小さな屑星をその身に纏わせて、こうして堕ちてきたというわけだ」
何だ、この話はそんな話だったのかと俺の中の誰かが言った。
正直俺も吃驚だ。
「まあ、被害が少なくてよかったみたいだがな」
ガハハと彼は笑った。
「え、でも、そしたら地球の外に逃げた人たちはどうなって」
笑うのをやめてイソロクさんは苦虫を噛み潰したような表情になる。
「……彼らは、できもしていない火星の住居を目の前にして息絶えるだろう」
息絶える、ってことは、つまり。
「死ぬ、ってこと、ですか」
無機質な空間がそこに出来上がったかのように。
「ああ、そういうことになる」
イソロクさんは本を閉じて、天井を仰いだ。
「初めから、できるはずがなかったんだよ、地球外逃亡だなんてな」
背もたれのある椅子にもたれかかって、彼はタバコをとりだした。
「この星の、この地に生まれたからには、ここで死にたいと思うんだがな」
どうやら、世間のお偉方はそうでもなかったらしい。
「とんだ茶番だ。奴らは地球が無事かどうかもわからないところにいる。情報は手に入らないし、連絡が来ることもない」
口に咥えたタバコに火をつけて、一度ふかし煙を吐いた。
「やがて食料も尽きる。今火星につくってるってえ話の、居住施設なんざ、完成に何年かかることやらな。できねえことはねえだろうが、その前に燃料すらなくなる。仮に間に合ったとしても、欠陥でもありゃ一瞬でお陀仏だよ」
煙が充満して、少し煙たい。
俺は、それを聞いているだけしかしなかった。
その後、葵が起きてきたので他の世界のことも少しだけ聞いてみた。
神崎たちは無事に次の世界に着いたらしいし、地下のホームは比較的安全らしい。
だが、このような状況で、こちらに来るような輩は滅多にいないという話だった。
俺と葵は、しばらくここに泊まっていくことにした。
何も決まらないまま移動するよりは、そのほうがいいだろうとイソロクさんは言ってくれた。
幸い、本がこれだけあれば葵も俺も退屈はしないだろうし、ひょっとしたら彼女のスランプもどうにかなるんじゃないかと思った。
でも、安心して過ごすことなんて、できっこないんだということに俺たちは気づく。
翌日、十月十日。
天気は相変わらずよかった。
葵は今日はずっと起きていた。
この調子なら、きっとまた何かをつくれるのではと俺は期待していた。
しかし、ある出来事がこのゆるい時間を崩したのだ。
それは、出会える場所で出会うことのできなかった少女。
水嶋ハイネとの、奇妙な再会から始まった。
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マリィのイメージは、コールテンのズボンに、花柄シャツ。
キャスケットに、ジャケット。
髪型はきっとショートボブ。っていう、そんな感じ。
ハイネは、背中までの黒髪。
華奢。
お姫様。
一記。
そんな妄想を書き並べれるのがブログやチラシの裏。
設定つけたり色々したりするとえらいことになるのがVIP。
今日もバイトでしたよ。
色々こう、思いついたネタを書こうと思ったりそうでなかったり。
デッキ構築のノウハウを誰か俺にくれ!
一記。
今日も今日とて、XELVISの調子はいい。
このまま走り続けれるといいなと心から思う。
さて。
来月の遊ぶ予定をどう組もうか悩んでおります。
どうしようかなー。
一記。
それから。
更新しました。
素直なところ、早くマリィとハイネを絡ませたい。
ばーい。
ああ、そこにいるんだね。
やっと出会えたんだ。
「こっちにおいでよ」
僕は君を呼んで手招きをする。
君は笑顔で僕を見ている。
嬉しくて、涙が出そうで。
来ないなら、僕が。
君の元へと歩き出すけれど、距離はどれほども縮まない。
どれだけ手を伸ばしても、届かない。
走り出しても、遠くなるばかりで。
僕はどうすれば。
目覚めた時には、もう昼を過ぎていた。
夢だったなんて思いたくない。
けれど、夢であることに違いはない。
僕はそれを手に入れるために、彼女のいる世界に戻るための方法を探して。
辿りついた先が、この町外れの廃墟。
今はもう、街中の灯りは消えてしまっている。
僕は彼女、アヤカシに言われたとおり、別れを――
「お別れは、してきたのかしら」
不意に背後から聞こえてきた声に飛び上がる。
「あら、驚かしちゃったかしら」
そっと振り向くと、黒い服を着たアヤカシが月を背に立っていた。
見たことのない服だった。
色鮮やかに、赤だの白だの色が使われており、とても重たそうな服だった。
ところどころに花の模様があって、腰には帯を巻いている。
きっと、アヤカシの世界の服なんだろう。
「それで、お別れは? きちんとしてきた?」
服に見蕩れていた僕は、その言葉を聞いてハッとする。
「……してきたよ」
ばつが悪そうに僕は言う。
別れを告げた、昼間の様子を僕は思い出していた。
「え? 帰る方法が見つかったって?」
エンリッヒは口に咥えようとしていた葉巻を落とし、昼食の用意をしていたルナリアが振り向く。
「うん、実は、さ」
僕はアヤカシから聞いた話を二人に話した。
「そうか、それはよかったよ、うん」
はは、と苦笑いしながら、落とした葉巻を拾って火をつける。
かちゃかちゃと食器がテーブルに置かれる音がする。
「それで、いつ戻ることにしたんだい」
これについては、真実を伝えるほどの勇気がなかった。
「……明日の朝、陽が上るまえにここを出るよ」
エンリッヒは、僕の言った言葉を口の中で繰り返すようにして僕を見た。
「よし、なら今夜の夕飯は豪勢にいこうじゃないか。なあ、ルナリア」
ルナリアは、僕を見ても何もいわない。
目が合ったけれど、すぐに逸らされてしまった。
「……ルナリア」
僕が呼ぶと、ルナリアが答える。
「……ちょっと、バケットを切らしていたので、買い物に行ってきます。すぐ、戻りますから」
声が多少、上ずっているのがわかる。
「あ、なら、僕が行くよ、ね」
僕はルナリアの顔も見ずに、外にとびだした。
突然、だもんなあ。
わかっていたとはいえ、こうも簡単に戻る方法が見つかるだなんて言われるとは思ってなかっただろうに。
二人は応援してくれると言ったけれど。
別れるのは、辛いことだってことを僕はよく知っているから。
そんな簡単なことじゃないってことぐらい、理解しているんだ。
あまり長く戻らないと心配すると思って、十五分ぐらいで戻ってきた。
「ただい、ま……」
屋敷のドアを開けて、二人のいる部屋へと戻る。
エンリッヒも、ルナリアも変わった様子も何もなかった。
ただ、ルナリアは僕を見ようとはしなかったし、話すらしてくれなかったことだけが悲しかった。
そうして、昼食も終わって、そのままゆっくりと過ごした。
僕は手紙を書いた。
二人にあてて、一通の手紙を。
夜は、これまでに食べたことのないぐらいの量の食事を出された。
そして、笑っておわることにした。
これ以上、二人を悲しませちゃいけないと思ったからだ。
きっと、エンリッヒもルナリアも寝入ったと思う。
それぐらいの時間に、僕は服を着替えだした。
「……うん」
窓の外は暗い。
街灯だけが、廃墟までの頼りである。
手紙はポケットにしまって、屋敷の玄関にでも置いていこう。
そっとドアを開けて、部屋を出る。
エンリッヒの寝室の前を通って、屋敷の玄関まで来た。
ここまで来れば大丈夫だろうと思って、背後の気配に気づく。
勢いをつけて振り向くと、人影が僕の後ろに立っていた。
気づいた瞬間、その人影に抱きしめられる。
「え、ちょっと、え?」
その身体の小ささ、やわらかさかとにおいから、ルナリアだということがわかる。
僕は戸惑って、何を言えばいいのかわからなかった。
「まったく、君という子は」
その向こうから声が聞こえる。
エンリッヒだった。
「エンリッヒ……どうして」
動けない僕を見て、彼は笑ったように見えた。
「僕やルナリアを心配させたくなくて、明日の朝だって嘘をついたことぐらいわかるんだよ」
とても優しい口調でエンリッヒは言った。
「……ごめん、なさい」
謝らなくていいよ、とエンリッヒは言った。
「マリィがしたいことを、させてやるのが一番だって、ルナリアと話し合ったんだよ」
僕を抱いているルナリアが、やっと顔をあげて僕を見てくれた。
「お嬢様……」
泣いているんだ、彼女は。
「向こうへ、行っても、お元気でいてください……」
それ以上は続かなかったのか、ルナリアは再び僕を抱きしめた。
「楽しかったよ、マリィ」
エンリッヒがドアを開けて、待ってくれている。
ルナリアは僕からやっと離れてくれて、エンリッヒの下へと小走りでいく。
「君が居た生活は、とてもいいものだった。いつか、また会えることを信じているよ」
エンリッヒが笑い、ルナリアも涙を流しながら微笑んでくれた。
僕は、胸の中に熱いものを感じていた。
ポケットに入れた手紙を出して、渡した。
「僕が、口からじゃ言えないこと、書いてあるから」
二人を見て、僕は言う。
「ありがとう」
僕は二人と少しの間抱擁を交わした。
そして、開けられたドアから走り出した。
振り返ることなく。
決して、振り返ることなく。
気づいていた。
僕の頬を伝うのが、涙だということぐらい。
わかっていた。
こうなることぐらい。
だのに。
今は、悲しいのと、嬉しいのとが半々で。
ただ今は、それを求めて走り出したのだから。
留まることがないように。
止まることが決してないようにと。
祈りを込めて、走り続けた。
「さて、じゃあ説明するわ」
アヤカシは僕を見据えて言った。
「もう少ししたら、ここに列車がくるの。それに乗って、三つ目の駅、吼千峡で降りなさい」
「え、列車って……ここ線路ないじゃん」
素直な感想を言うと、アヤカシがにこりと笑って言った。
「もうすぐわかるわよ」
なんだろう、この人の瞳を見ると、魅入られるようなそんな。
「それで、水嶋ハイネを助けてくれるのよね、あなたは」
ハイネ。
助けるってのは、どういうことなのだろうか。
「それって、どういう意味なの?」
怪訝な顔をしてしまったがわかったが、僕は別に気にしない。
「ええ、そうね。話をしなければいけないわね」
僕は息を飲んだ。
「彼女ね、きっと、大変な目にあっていると思うのよ。だから、そこから引き揚げるつもりで、なのだけれど」
「……どういうこと?」
おかしなことを言う人だと思ったが、僕は聞き返した。
「勘よ、女の」
勘でハイネを救えだとか、おかしなことを言うな……。
「あなたじゃなければいけないのよ……来たわよ」
彼女が空を見上げたので、僕もそれに倣った。
闇の中から、一筋の光が僕たちを照らした。
それは、雲間を縫って、空を走っていた。
ゆっくりと、僕たちの前に降りてくる列車。
「開いた口が塞がらないっていうのは、正に今のあなたのことを言うのよ」
驚いてしまって、何も言えなかった僕を見て彼女はそう言った。
列車は止まり、中からぞろぞろと人が降りてきた。
これは夢でも何でもない、さながら、銀河鉄道のようだ。
「じゃあ、よろしくお願いね」
列車に乗り込んだ僕は頷いていた。
「うん。ハイネの為だったら、僕はなんだってできるし、それに」
あまり要領を得ない話だったけれど、今の僕ならとにかく何でもできる気がした。
どうしたんだろう、この感覚。
不安よりも、期待と希望に満ちている。
「ハイネが死ぬぐらいなら、世界なんていらない!」
ハイネがいない世界なんて僕には考えられないのだから。
つづく。