誰だって守るべきものがある。
朝も早くから起きてました。
嫁とメールしたり、喪服着たり。
こじんまりとした葬儀でした。
ささやかな、というのも何かおかしいとは思いますが。
叔父の奥さんの、お母さんが逝去なされました。
この場でも、ご冥福をお祈りいたします。
母や祖父の時に来ていただいたので、今回参列しました。
仲のよいご夫婦でした。
旦那さんも病気で、今日は車椅子で来られていました。
奥さんを亡くすって、とても辛いことだと思って。
やっぱ、お葬式って苦手です。
ああいう場にいると、涙が出てきてしまう。
嫁がもし、死んでしまったら、なんて考える。
普段はそんなこと滅多に考えない。
嫌だから、というのが理由のひとつ。
考えたら悲しくなってしまうから。
嫁が死ぬなんて、ありえない。
まだそんな時期じゃない。
もっともっと、歳をとってからじゃないと。
昼から嫁が会いに来てくれました。
一緒にキャシャーン見た。
よくわからんと嫁は申しておりました。
俺も実際、よくわからんと思う。
嫌いじゃないから、年に一度ぐらいのペースで見るけど。
会いに来てくれた嫁と、いちゃらぶしてたり。
何度も何度も、その髪を撫でて。
今でもまだ手に残る感触。
ああ、早く一緒になりたい。
突如体調を崩す嫁。
ただの貧血なんだけど、結構心配になる。
天気も悪く、XELVISを出せないため、嫁の地元の駅まで付き添う。
そんなにいちゃつくこともなく、電車でだらだらと。
改札まで付き添って、そっからソロ帰宅。
今日も嫁はかわいかったです。
いつ見てもかわいいから、なんか、たまに照れる。
ソロ帰宅の道のり、徒歩で帰宅するのが嫌いです。
理由は簡単に、寂しいからです。
さっきまで一緒にいたのだけれど、それなのに何故かさみしくなる。
そりゃあ、さっきまで一緒にいたからだろう、ってのもありますけどね。
ああ、そういやさっきこの道通ったんだ。
何で時間が過ぎるのがこんなに早いのだろうか。
もっとゆっくりでもいいのに。
何で、だろう。
何で楽しい時間ってすぐに過ぎてしまうのか。
嫁が体調不良を訴える前、正面に住む叔父から電話。
旦那さんがなくなったらしい。
このタイミングで!?
と思ったら口に出てた。
ふっと思ったのは、ああ、奥さんを見送ったんだなって。
愛のなせる業なのか、とかいうのはおいといて。
何もこのタイミングでなんて、どういうことだよ。
これ以上もう悲しい思いをしたかないだろう、周りはよぉ……。
それがあって面食らってしまって、嫁に慰めてもらった。
大丈夫だよって、いっつも俺が言ってるのに。
ここにいるよって、言ってくれる。
その手で触れてくれて、見てくれている。
それがとても嬉しくて。
その腕で、抱きしめてくれる。
それはとても素敵なことだなって。
この人でよかった。
出会うことができてよかったって。
そんな嫁は明日から出張。
大丈夫かな、体調不良続いてるのになぁ。
ばっちゃの声はいっつも大きい。
結構気にしてなくてもいいようなところから聞こえてくる。
主に外からだけど。
誰よりも、世界で一番嫁を愛している。
これは覆らない事実である。
一生変わることの無い、色あせない想いだ。
→ 愛していると、一生言ってやる。誰よりも大切な、大事な人のために。
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