気分転換に髪切りに行ってきた。
一記。
でもまあ、落ち着いたってほどでもないな。
今日は一日家にいました。
ええ、遅い遅い五月病です。
六月なので、六月病とでも言うのでしょうか。
もういい時期ですね、蛍が。
金曜日あたり、山田氏と一緒に入鹿池まで行こうと思っています。
明日も大学。
バイトもあるし、一日そんなに長くないし。
デッキも何か組みたいし。
個人的には、NAYAZOOが組みたいけど、何であんなに金かかるのw
一記。
もことメールしてます。
日課になりつつあります。
助かっています。
それだけです。
一記。
それから。
何も続きが思い浮かびません。
助けてくろいこ!
たまには日付が変わる前にでも寝てみようかしら。
ばーい。
何でか、ここ二三日は、気分がのらない日だったように思う。
今日は大丈夫だ。
一記。
ああもう本当髪切りに行きたいよ。
前髪が伸びっぱなしで、前髪がひっぱった状態で鼻にかかるぐらい。
あれ、それでもそんなに長くないのか。
というか今の髪型がいやなんだ。
切りに行く時間がとれるように調整……。
ああ、金曜か。
金ないwwwwwwww
一記。
ばいばいアースのと狼と香辛料がかえってきたから本棚に入れようと思ったら。
隙間あいてねーでやんの。
とりあえず、デッキ組むか、的な流れ。
一記。
Blue Water
また違うお話ですけれど。
いかがでしょうか。
毛色の違うお話でも書こうかと思っていたのですが、もう全編通して似たような話。
ううん。
まあ、いいか。
一記。
部屋が蒸し暑いので、そろそろ換気扇欲しいかなと思う。
だったら工場的な場所に住めばいいのか!
ばーい。
23時53分。
終電一本前の電車がその重い腰をあげて線路を行く。
向かう先は、線路の端の終点だ。
僕の住む街は、その線路の真ん中より少し手前。都合六つ目の駅だ。
住宅地の中にひっそりと佇む駅で、僕は降りる。
ホームはがらんとしており、人の姿は見当たらない。まだ少し夜風が寒く感じるが、それも長くはないだろう。春の風が吹いたら、すぐに梅雨が訪れる。
電車がその口と思しき扉を閉めて、歩みを進めだす。これでホームには僕だけになった。まるで、その世界に僕一人しか存在しないような感覚である。
ふと、目の前の階段の先に気配を感じる。顔をあげてみるが、こんな時間に他に誰がいるというのか。いや、いないわけではないのだが、階段の上でこちらを見ているような輩はいないはずだ。少なくとも僕はそう思っていた。
案の定、誰もいない。何だったのだろうと、気にはするがそれ以上でもそれ以下でもない。ただそこに、何かがいたのかどうかすらもわからない。だから怖がる必要はない。
見えないものに怯えることはない、自分にそれが見えないのなら、怖がる必要がないじゃないか。そう考える。ただ、それを前提とした時にはこうも考える。
見えないものを信じるより、目に見えるそれを信じようと。
愚かであることの証ゆえに、そう考えざるを得ないのだ。
階段を上りきる。誰もいない。
風が吹いているだけだ。
反対側の階段を降りるために歩き出す。
缶の転がる軽い音が響いた。振り返る、やはり誰もいない。気を揉む必要はないというのに、何に怯えているというのか。
そこで気づく。
辺りの空気の変化に。
いつの間にか霧が出ている。辺り一面、真っ白になっていた。たまにある現象だが、ここまで深い霧も初めてのことだ。
ある意味、霧に包まれた駅というのもミステリアスな雰囲気があり、字面からもその雰囲気が伺えるのが好きだ。これに関しては、この言葉をつくった先人に高得点と賞賛を与えたい。
階段を降りて、駅を出る。
霧はまだ続く。濃霧注意報なんか出ていただろうかと、昨日見た天気予報を思い出す。
結論は、確か出ていなかっただろうという解答を導き出したが、過程はずたぼろなので省略。早く夕飯が食べたいところだ。
住宅地の中を目標として歩き出す。霧はまだ晴れない。
というか、濃くなってきている。
ひょっとしたら、何か起こるんじゃないかと期待してしまう。
そんな夜。
これから先、何があるかなんて気づくこともなく過ごすことになるのだろう。
今はまだその時ではないとでも言わんばかりに、頭上の月は僕を照らした。霧が深いのに、月は綺麗に見えている。
そんな、不思議な夜。
一人で歩いてなんかいたくなかった。誰か、というかあの子と並んで歩きたいなんて思ってしまって。
足早に家に向かう。道は合っているはずだけど、何も見えやしない。ふっと霧の晴れている場所に出た。見回してみれば、あの子の家の前だった。
確かに、家は近所同士だし、幼なじみっていえばそうなるだろう。部屋の灯りはまだついている。ひょっとしたらと思って、携帯のアドレス帳からあの子の電話番号を呼び出す。
こんな時間に迷惑だと思って、電話をかけるのをやめた。
帰ろうと思って顔をあげる。見上げた先に、彼女の部屋。ガララと音を立てて、窓が開いた。
「あ」
思わず声をあげると、それに彼女が気づいた。
「あれ、こんな時間にどしたのさ」
響きのいい声。俺を味方と認識している声色だ。
「や、うん、今帰りでさ」
「そっか」
彼女はにこやかに笑う。
あ、と言って彼女は引っ込む。またすぐに彼女は顔をだして、僕を見下ろす。
どうしたのだろう。何かあったのか。
「今そっち行くから」
また、ガララと音を立てて、窓が閉まる。
一分と経たぬうちに、彼女は玄関をそっと開けて出てきた。
彼女は薄手の黒いカーディガンを羽織っていた。その下は、まだ時期的には寒さを感じそうなパジャマ姿だった。
吐く息が白い。
きっと、彼女の部屋との気温自体が違うのだろう。髪は若干露を帯びて見える。湯上がり間もないのだとしたら、悪いことをしたかなと思った。
「まだちょっと寒いね」
「うん。それより、どうして下に?」
問いかけると、彼女は手に持っていた小さな包みを差し出してきた。
「これ、あげる」
可愛らしい包みだ。
「今日ね、調理実習があったの」
早速開封してみる。
「ん、クッキーですか」
照れくさそうに笑う彼女は、小さく頷いた。
「君に食べてほしくてさ」
珍しい顔をするなと感心した。
それと同時に、抱きしめたくなる衝動に駆られる。
衝動は解消するためにあるもので、欲望は発散するためにある。
それらを踏まえた上で、抱きしめる。
「……ねえ、恥ずかしいんだけど」
多少声が上擦っているけれど、それどころではない。
「うん、僕も恥ずかしいよ」
何してんだかと彼女は言うけれど、嫌がる様子もなく、微動だにしない。
僕らは別に付き合っているわけじゃない。だからといって、どんな仲なのかと聞かれると、単なる幼なじみとしか言えない。
「あったかいね」
彼女が言った。
身長差があるので、彼女の身長は僕の肩より少し高いぐらいだ。
髪からいい香りがする。
彼女は僕をぎゅっと抱きしめる。
ふわふわしているような感覚で、オンナノコ特有の柔らかさがある。
「……ん、なあ」
返事はない。
僕は独り言のように続ける。
「僕らさ、もう何年一緒だっけ?」
胸に顔をうずめていた彼女が顔をあげた。
「君が引っ越してきてから、もう十年だから、十年だよ」
「流石、よく覚えてるね」
優しく髪を撫でてやる。
霧はまだ晴れない。
「わかってるんでしょ」
僕は敢えて、今までその話を避けてきた。
「何のこと?」
とぼけてみせて、にっと笑う。
「とぼけないでよ」
バレているのはわかってた。
いつか彼女から言うことぐらい、いずれ僕から言い出そうと思っていたこと。
「はは、そうだね」
今まで避けてきた道を、今から通るだなんて思いもしなかったけれど。
きっと、今しかない。
「なあ、仄霞」
久々に名前を呼んでやる。
「何ですか、燈眞君」
僕も名前で呼ばれた。
これは互いに真剣な話がある時の合図みたいなもので、二人で話をしたい時にのみ名前を呼び合うことにしている。
片方がのらなかった場合は、同意できる話が出るまで待つことになる。
「僕ら、つきあおう」
大して力もこめずに。
僕は言って、彼女を待つ。
「何で?」
キョトンとして、彼女は不思議そうな顔をしていた。
「仄霞が好きだから。毎日会いたいから」
茶化すような雰囲気など存在しないかのように、僕は二の句を告げた。
「付き合わなくても、会えるじゃない。それじゃダメなの?」
厳しいお言葉を僕は頂戴した。
でも僕は諦めない。
「だって、最近の仄霞、どんどん可愛くなって」
狙いすましたかのように。
「他の奴にとられたくないから」
本音を混ぜて、語る。
しばらく考えた後、仄霞が笑った。
いや、微笑んだというべきか。
「じゃ、キスして」
決して、冗談で言っているわけではないことはわかる。
試されているんだ。
「……目、瞑って」
仄霞の肩を抱いて、その小さな唇に口づけた。
僕にとっての初キス。
彼女も、そうだろうか。
「本当に、すると思わなかった」
くすくすと笑う彼女。
「え、僕を試したんでしょ」
笑いを堪えて、彼女は言う。
「ふふ、うん、ふふふ」
その笑っている仕草が可愛らしく感じた。
「これから、よろしくね」
笑顔で彼女は言った。
何はともあれ、僕と仄霞は、付き合うことになったようだ。
霧の深い日のこと。
僕らは再び唇を重ねた。
現実は辛い。
一記。
頭の中で、古い記憶と新しい記憶がごちゃまぜになる。
あの家はもうない。
思い出も何もかもがなくなった。
あった場所からは、綺麗に夕日が見えた。
夏の花火が、たまに見えたアパートの二階はもうない。
二mほどの高さの物置の上から、飛び降りる練習をしたのももう何年も昔だ。
飼っていたハムスターを埋めた場所、大きなもみの木の根元。
そのもみの木ももうない。
もうあそこには何もない。
あるのは、ただの土くれだけだった。
一記。
眠たいながらも大学。
ほとんど、二、三限は寝ていた。
なんとかなったのでよしとする。
四限は普通に始めから書くことに集中。
ああもう周りがうるせえ。
留学生も、日本人も。
喋ってんじゃねえよどいつもこいつも。
帰宅して、何もすることなくこの時間。
疲れた。
一記。
それから。
ハイネがマリィと。
部屋の片付けしないといけないけれど、それどころじゃない。
寝なきゃ。
ばーい。
俺たちの家がなくなっていたと、航から聞いた。
一記。
夢だといいなと心の底から思う。
あの家で過ごした、十五年の日々がなくなっただなんて。
俺は認めたくない。
今日の帰りにでも、あの家の前を通ろうと思う。
朝、大学に行く時でもいい。
この目で確かめてしまおう。
それで、もう執着はなしにしよう。
いつまでも引きずれるほど、いいものでもないだなんて、言い切れないのだけれど。
過ごした日々は、暖かくて、寒くて、とても心地のよいものだったから。
だからお願いだ。
幸せなんて、少しでいいから。
あまりにいっぱいあっても、俺の手じゃ持ちきれない。
いつのまにか零れてしまうのだから。
せめて。
せめて、俺の両手で持てるだけの精一杯の幸せを。
一記。
バイトでした。
終わったあとに、古川さんと一緒に近所の串揚げ屋へ。
元々あった、俺たちの前のバイト先。
しゃぶしゃぶの清久庵の跡地にできた、同じ系列の会社の新しい店。
時間が時間だったので、あまり長くいることはできなかったけれど。
ま、そこそこ。
あそこでみんなでわいわいってのは難しいかもしらん。
うん。
何故か料金も、昼間の料金にしてくれた。
すごい申し訳ないと思いながら店を出た。
軽く酔っている状態で、カラオケに行ってきた。
アニソンと特撮オンリーとかどんだけwww
来週また行くので、それの肩慣らし的な。
帰宅したのは三時。
もう五時なのだけれど。
眠れそうな時間はないなあと思いつつ。
もうそろそろ、眠りたい。
一記。
それから。
ああ。
ハイネを嫁に迎えたいよと切に思う。
XELVISは今日も良好。
というか、少ししか走っていない。
バイトだったしね。
もう六月だ。
六月の一日は、昔妹と呼んだ子の誕生日。
高校にあがってちょっとの間は連絡をとっていたけれど。
二年生のGW辺りから、連絡をとれなくなった。
どうしたろうか。
今でも彼女は元気にしているだろうか。
あいつに付き合わされる男は、貢がされるんだろうなと思う。
そういう子だった。
言えば、俺の好みだったと。
細い。
慕ってくれている。
たまに毒舌、女王様気質。
ドS。
完璧だね!(何が完璧か。
フリースクール時代のオンナノコ事情(恋愛的な意味で)って、結構充実していたような気がする。
高校入ってからは、散々だけど(恋愛的な意味で)。
大学に入ってからも散々だ。
もうそろそろ、俺の番じゃないかと思っているのにも関わらず、片方の娘が付き合ったり別れたりで面白おかしい。
もう片方の娘は、連絡が返ってこない。
でも兄弟がついているから、そう心配はしない。
どうなったって、家族は家族なんだ。
それが、信条だから。
一記。
切ない。
もう六月だ。
六月だ。
来週の月曜日は大学を休みます。
一日ゆっくりしていようと思っています。
夜は、兄弟とご飯行くぐらいはしようと思っています。
一記。
晴れるといいな。
毎日が。
幸せばかりで済まされる日々なんて、ないのだから。
ばーい。