現実は辛い。
一記。
頭の中で、古い記憶と新しい記憶がごちゃまぜになる。
あの家はもうない。
思い出も何もかもがなくなった。
あった場所からは、綺麗に夕日が見えた。
夏の花火が、たまに見えたアパートの二階はもうない。
二mほどの高さの物置の上から、飛び降りる練習をしたのももう何年も昔だ。
飼っていたハムスターを埋めた場所、大きなもみの木の根元。
そのもみの木ももうない。
もうあそこには何もない。
あるのは、ただの土くれだけだった。
一記。
眠たいながらも大学。
ほとんど、二、三限は寝ていた。
なんとかなったのでよしとする。
四限は普通に始めから書くことに集中。
ああもう周りがうるせえ。
留学生も、日本人も。
喋ってんじゃねえよどいつもこいつも。
帰宅して、何もすることなくこの時間。
疲れた。
一記。
それから。
ハイネがマリィと。
部屋の片付けしないといけないけれど、それどころじゃない。
寝なきゃ。
ばーい。