今日はいい天気だったので、絶好のツーリング日和でした。
起床から昼までは割愛。特にたいしたこともなし。
昼から社長とボスと大須で紙の束。
ウリルさん活躍しませんね、ええ。
というわけで解雇。
夕方、山田氏の家に凸。
いつもどおりだよあのカッポー。
っていうか半同棲状態だよ、あのカッポー。
盆のあたりからずっと山田氏の家にいる山田氏の彼女。
うらやましい。
すげえうらやましい。
外でもあいつらえろいことしはじめそうになるから困る。
コメントのレス
to ニコ
だな、ゆっくりしたいよな。
いつか一緒に行こうぜ、観光しにさ。
風呂の中で、嫁と付き合いだした日のことを思い出す。
まるで昨日のように思い出せるのは、何でなんだろうな。
全てが繋がったのが、その瞬間でした。
思い出しながら書くよ。
うろ覚えのところもあるかもしれないけれど。
当日は朝八時とかに起床。
集合時間が九時とか、十時とかだったような。
千種駅近辺にてニコと合流。
よく寄り道して帰った、あのコンビニで。
それから、R19を岐阜方面へ。
途中、ミニストップなんぞに止まり、休憩をはさむ。
春にしては暑い日でした。
向かった先は、国定公園鬼岩。
初めて一人で遠出して、たどり着いた場所。
岩屋くぐりができて、関の太郎が奉ってあって、自然の巨大な一枚岩があって。
まるで何か人でも獣でもないものがすんでいるような雰囲気の綺麗な場所。
岩屋を抜けるとダムがあって、周囲をまわるのに三時間とか平気でかかる。
嫁と一緒に行った日は、天気もよくて、暑くて。
桜の綺麗な日でした。
この時はまだ、嫁じゃなくて。
大事な友人でした。
いざ岩屋くぐりでも、と思ったのですが、昨年の七月の豪雨で岩屋内部の一部が崩れているとかで通行止め。
岩屋くぐりはできず、ならば山道を歩くかということに。
この山道は人が通れるようになっていて、ところどころに休憩するためのベンチもある道です。
流石に平日ということもあってか、人の気配はなっしんぐ。
たまにハイキングの爺さんや婆さんに出会うぐらい。
休憩をはさみつつ、道を進んでいきました。
松の湖というダムがあります。
そこにたどり着いて、一息つきました。
あそこの自販機は観光地価格(ぼったくり)だよって説明したり。
降りる時は岩の上を通って行きました。
途中、関の太郎の話が書いてある看板を見て、読んでみたり。
知らない爺さんと会話をしたり。
何かいるように思えるよね、ここってとか。
そういうことをお話しました。
それから、丸山ダムへ。
そんなにめちゃくちゃ大きいダムじゃないけれど、俺が自分の足で初めて来たのはこのダムが最初です。
山田氏に鬼岩のことを教えたら、その先を進んでいって、見つけたとか。
一人で行くこともありましたが、女の子を連れていくのは初めてでした。
ダムを見て感動するニコ。
写真撮ってる、めっちゃ撮ってる。
俺は写真撮ってるニコを写真におさめてました。
管理事務所の辺りから移動して、上の駐車場へ。
そこからダム間際に降りて、歩ける道を歩いたり。
桜散ってなくてよかったねって。
名古屋からは北に位置する鬼岩周辺。
桜の開花が一週間ほどずれていました。
ちょうどこの頃は、鬼岩周辺は見ごろでした。
そうしてダムを眺めて、何か変なおっちゃんいるねって話をしたり。
ダムを見てるニコを、背中から抱きしめてみたり。
喜ぶニコを見て、嬉しくなったり。
そこから、更に上を目指して、人道の丘公園へ。
遊具めっちゃあるwww
俺もニコも子供みたいにはしゃいで遊びました。
すっげえ楽しいwww
何かめっちゃ写真撮られてたけど気にしない俺。
鐘を鳴らして、びっくりしたり。
ベンチに座って、下界を眺めたり。
お話を、いっぱいしました。
ご飯のこと、それについて思ったこと、どういうことなのかってのを。
聞けないことも、聞いた気がします。
お話はしたけれど、もやもやはおさまることがありませんでした。
そこからは、帰り道。
道の駅に寄って、軽くお食事。
喫茶店でお茶しました。
地震があったのも、ちょうどこの時間ですね。
近くの席にいたおっちゃんが、面白いことを話していたような気がする。
内津峠のパーキングエリア的なところによって、休憩。
この後どうしよっかって、話をしていたら電話が。
電話もいい感じに済ませて、時間のこともあるけれど、どうしよっかって。
もう少し一緒にいたいって言ってくれたのはニコでした。
俺も同じことを考えていたのだけれど、言えずにいました。
そうして一路、鶴舞公園へお花見に。
鶴舞駅前のコンビニは混雑していて、お菓子なんか一個も無かった。
コーヒーとにくまんをかってもらって、いざ公園内へ。
いやあ、夜桜見てる人いっぱいいました。
さすがだなぁと思いつつ。
屋台も出てて、なかなか花見っぽくて。
人のいないような、桜の見れるところを探して歩きました。
電灯も何もない、そんなところにたどりついて。
ふっと思い浮かんだ、あ、これ少し驚かしてみようかなっていう考え。
先を歩いていたニコにばれないように、木の陰に隠れたり。
で、振り返って俺の姿を確認するも、木の陰に隠れてて見えないとか。
そしたらニコが泣き出してしまった。
ああ、泣かせるつもりなんかなかったのにと思いつつ、なだめて慰めて。
悪いことしたなって、素で思った。
もう怖がらせるのやめようって。
そうして場所を変えておちついて。
ベンチに座って、話をする。
人にとられたくないぐらいには、好きだよって。
でもそれって放置ってことでしょう?
いつも、思わせぶりな態度とるよね。
泣き出すニコ。
ああ、これはそういうことかって。
ニコにたずねました。
どうしたい?って。
ずっと一緒にいたい。
それに対して、俺はそうかと返事をします。
そこからきちんとしたことがいえるまで、ゆうに30分ぐらいあったと思います。
自分の中での気持ちの整理と、そんな恥ずかしい、言うのが何故か恥ずかしいと思っていることを言うために。
桜の綺麗な日でした。
ぽかぽか陽気の、あたたかい日でした。
そこまでの間に、友人という関係の日々がありました。
お互いに、色恋沙汰はいっぱいありました。
相談に乗ったり、話を聞いたりしました。
遊んだり、ご飯一緒に行ったり。
メールも何度もしました。
いっつも、ニコの番でメールが途切れていました。
付き合ってくれますか。
それだけ、言うのがとても恥ずかしくて。
言ってすぐに、逃げるように木の影に隠れてしまって。
ニコに逃げないでって言われて。
小走りで戻ったり。
首を縦に振って、返事としたニコがそこにいました。
その後は、おうちまで送っていきました。
まるで、夢でも見ているかのような、そんな。
それが、春のあの日のこと。
今でもそうやって、思いだせる。
その日を境に、俺とニコは恋人同士となって。
二人で一緒に幸せになるために、お互い頑張る日々を過ごしています。
一生記憶に残るだろう、この日のことは。
嫁がかわいいと思えるのも、支えてやりたいと思うのも、嫁だから。
この人以外じゃ考えられないからだ。
→ 色褪せない思い出として。
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