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その数秒を被写体に

日常を主に綴っていく日記。バイクと釣りと、後趣味の雑文なんかが混ざる。

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世界で誰よりも君を

ずっと見ていたい。
これからずっとだ。
死ぬまで、いいや。

来世でも、出会えるように祈ろう。



七回忌法要でした。
朝は適当に起きるも、雨降ってるなとか。
きちんと朝起きるのをもう少し習慣づけないといけないなとか。

法要自体は、一時間ほどで終わりました。
まあ、お坊さんのお経だけだったので、そんなにね。
しかしこれで一応、一区切りってことでいいかな。
次は六年後。
十五回忌ですねー。
今回、愚弟が無断欠席をしたので。
十五回忌は嫁と一緒に二人でやるつもりです。

お坊さんが、赤いろうそくについてとか、世間の考え方と仏教における人の一生の違いを簡単に話してくださいました。
一本の橋があったとしましょう。
それを人の一生に例えて、自分から見て一番手前が生まれたところ。
そして、橋の反対側が人が死ぬところ。
平均寿命が、男性なら七十五歳前後、女性なら八十歳前後。
年齢でいえば、二十歳だったらだいたい四分の一ぐらいかな?五十歳だったら、半分と少しいったぐらいかな?
というのが、世間の人の考え方。
仏教では、うまれたらもう、その橋の反対側にいるのだとか。
元々、仏教には明日生きている保証がない、生きているということは、現在しているということである。
という考え方があるそうです。ブッダ読んだのにそこまで読み取れなかったよ俺www
なので、そういうところで違うこともありますよ、って。

赤いろうそくの話。
順序が逆になった。
人の供養にかかわらせてもらえることがありがたいのです、って。
上記のことからも、ああ、そういうことなのか、となんとなく納得はしたのですが。
記念というとおかしいけれど、区切りという形なのですかねえ。
それまでの法要では、白いろうそくですが、七回忌からは赤いろうそくになるのだとか。
よくわかっていないんですけどね、俺が。

しかし、出されたお茶の味が塩味のお茶で、初めて飲んだのでなんだこれ!?ってなったのは言うまでもないかなとか。
お経を読んでもらっている最中、外の雨はなかなかにいい勢いでした。
まあ、行きも帰りも降っていたんですけどね。
この雨は台風だったのが、今はもう温帯低気圧になったそうで。
台風じゃないなら、何だ、明日出かけられるじゃないか。と思ってしまった。
まあ、雨だからって家にいても、窮屈なんですけれどね。

色々、感極まってしまいました。
お経を読んでもらっている間に、この六年は早かったなとか、それまでの十八年は短く感じたのになって。
今思えば、全てが調和のもとにあるのだとしたら?



なーんて。
それはなんか、言いすぎっていうか、考えすぎだろ。
どれもこれも、他の人より早く来ただけなんだよ。
俺にとって、家族との別離が他の人より早かっただけ。
でもそのおかげ、と言っちゃなんだけれど。
とてもいい友人たちに巡り会うことができた。
母のこと以来、自分も何かが変わった気がしている。
これは、あの時からずっとそう思っていることだ。

何故にあなたは、あの時に死んでしまったのか。
俺としては、理解に苦しむところでありますけれども。
その時に得たものを、養いつつ育んではきたつもりです。
失うものもありました。新たに得たものもありました。
最近思ったのは、何故俺から家族が離れていくのか、ということです。
親父は連絡がつかないし、母は死んでしまうし。
おまけに、残った弟は口も利いてくれなくなったし。
何かひとつでも、俺のために残れば、なんて。




























果たして本当にそうなのか?

何も残らなかったのか?
そんなことないだろうがよ。
どこを見てそんなことを言っているのだ?
俺には今、大事な人たちがいるだろうが。
叱咤激励してくれる兄弟と、山田氏。
本当の家族のように接してくれる田中と、その家族。
大学で出会った、寺と社長、さなだ。
相変わらず、慣れないけれど、いい奴だって本当は知ってる、みの。
遠いところにいるけれど、心配してくれたり応援してくれる娘。
家族会議の度に、言いたいことだけ言ってしまう娘。
中央で出会った、友人や後輩たち。
最近きてるのかどうかわからない、くろねこ。
いっつも相手してくれる、ボスや先輩、おっさん。
きっかけはサウスだし。
叔父夫妻も、坊主共もいる。
たまにしか遊ぶことないけど、おうちがいちばんちかいちーちゃんも。
映画見につれてってくれるのは、いっつもうさみさんだし。
たまーに遊んでくれるA山さんもいる。
最近は連絡とってないけれど、ここを見てくれているであろうおねーさま方。
マシンガンだって、いる。
ばっちゃだっているよ。種子島のばっちゃだってそうだ。



それに、離さないと決めた嫁がいるじゃないか!

そうだよ、本当、俺には何も残っていないわけじゃない。
なくなってしまったわけじゃない。

そこにあったものが、新たに絆が強く、深まったんだよな。

お経を読んでもらっていて、思い出して。
ああ、嫁に会いたいなって。
会って話をしたいって思ったんだ。
母のことや、俺のことを。
余すところなく、全部、彼女に。

尚のこと、やらねばならぬという気になってきた。
俺と嫁の未来のためにも。
二人の幸せのために。

何もないわけじゃない。
俺には多くの友人と、嫁がいる。
それだけでもう充分じゃないか。
足りているんだ。
そういうことだろう?



にしても。
お経の最中で、一番最初に出てくるのが嫁なあたり、マジでベタ惚れだな。
まあそうだよね。
だって、ほら。

next story → 俺は嫁を愛しているからな。

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Comment

あ、どうも嫁です。

  • ニコ
  • 2011-05-30 01:33
  • edit
家族との距離があるのは否めないけど、でも1人じゃないよ。家族も大事な人たちも、みんな心の中にいるじゃない。
みんなを大切に思う気持ちを忘れない限り繋がってるんだよ。

お話、あった時に聞かせてね。私の中ってからっぽだから、たくさん聞いてしまえるんだよ。その代わり、しまったことを忘れてしまうこともあるけど。でも、いーっぱい聞けるから安心してね(ノ)・ω・(ヾ)
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