夏と花火と私の死体 より抜粋。
一記。
後にも先にも、もっと早く読んでおけばよかったと思ったのはこの本以外にない。
ええと、まずひとつ。
自分自身について。
みなさま知ってのとおり、気分屋です。
移ろいやすい上に優柔不断、そしてどこへともなくふらふらと歩き出していくようなやつです。
人を好きになったら、その人にかかわることで何かをしていないと不安になって仕方がない。
いつでも連絡がとれるってのは、この時代の特権。
想いを伝えるのにもやり方があって、それは昔から変わらないものである。
例え伝えたところで、それが実るかどうかは別の話だが。
そして、何が起きても、だ。
俺は俺の信じた道を行くしかないのだ。
人の話を聞かないのは俺の短所である。
しかしそれを鵜呑みにしすぎた結果が、自分自身を抑える方向に進んだということにつながった。
一度書いたかどうか、記憶にないが書こう。
それを言うのはとても格好が悪いことだ。
でも、書きたいことも書けない日記ならば、最初からつけてねえ。
引くことも大切だと各方面から言われた結果、それを鵜呑みにした。
そうしたおかげで、急速に気持ちがおさまってしまって、何もしないことを選んでしまった。
各方面が引けと言ったから引いた。その結果がこれだった。
だから、これはそいつらのせいだ。
アドバイスだのなんだのという皮をかぶった、無責任な言葉をくれたそいつらのせい。
各個人には、各個人の持ちえる哲学がある。
そいつが、一般論と称してそれを俺に押し付けた、と考えたら、腹が立つどころかそいつがやれと言ったからという今のこの状態を表すことにつながる。
だから、それをそいつらのせいにするっていう格好の悪いことをする。
ただのやっすいプライドでそう思っているのなら、それでもいい。
人のことだからって、てめえらの思うことを言ってんじゃねえよ。
俺が聞くはずねえだろ、わかるだろ、と。
全部お前らのせいだと、心から言いたい。
そうやって、また、格好の悪いことを言う。
一記。
本音が書けないなら、日記を書かない。
何にしたって、上に書いたのは俺の思ったことだ。
この春までに起きたことについて、そう思ったから書いただけだ。
ひょっとしたら二回目なのかもしれんけど。
一記。
今日はバイトでした。
特に問題もない。
明日もバイトです。
人事異動ふざけんなっつーの、本当に。
まあ、いい結果なんか出ないだろうけど。
ばーい。
この記事にトラックバックする