からくりサーカス 九巻より抜粋。
一記。
何もしたくない日。
もう駄目だ。
絶望、とまではいかないけれど、何もしたいと思わない。
就職活動なんか尚更したくないと思う。
時期的なものだろうか。
遅い五月病だとは思いたくはない。
一記。
日々が適度に休みつつ進行していく。
所詮、俺ができることって言えば、何もないのになあと思いながらも。
結論としては、なんだろうな。
燃え尽き症候群、なのか。
でも、その中でも思うんだ。
バイクいじってるのが、すごく楽しい。
XELVISのキャブレターをいじった。
メインジェットの交換。
前回が五番上げだったので、今回はそこから三番下げの#112にメインジェットを変更。
前回の交換で出てきたのが、アクセルを全開まで開いてもエンジンが回らないこと。
ガソリンが多く出ているのを感じ取れたこともあってか、これじゃ濃いと判断。
判断というか、山田氏に連絡したらそれは濃いなと言われたので。
濃いのなら薄くすればいい。
というわけで、メインジェットとメインジェットの交換の為の工具を用意していざ交換。
交換自体は一時間もかからずに終わった。
夕飯を食べて、入鹿池まで流す。
何故いつも入鹿池なのか?
それは、家から入鹿池まで行く道中が、一番走るのに適している道であるから。
カーブあり、アップダウンあり、ストレートありの道。
山田氏曰く、練習のできる道だということだ。
この道は、いつか来た道。
そう、もう十何年も通っている道だ。
いくつのころが最初かは知らないけれど、親父とよく入鹿池に行ったものだ。
もう誰かの助手席や、後部座席で行くということはないけれども。
今度は俺がハンドルを握って、後ろに誰かを乗せていけるようになった。
それはどこに行くのでも同じ事だ。
さて。
そういう相手をいつごろ見つけられるのかなあ俺は。
がむしゃらに、人を好きになれるってのを経験したことがないように思う。
どれもこれも心のどこかで冷めていたように思う。
言うほど簡単じゃないのが世界。
案ずるより産むが易しとは、そういうことを暗に含めているのかもしれない。
閑話休題。
メインジェットを交換したことにより、アクセルを開いた際のレスポンスが早い。
とてもいいです、はい。
加速力も断然、こっちのが上ってぐらいに。
次はニードル換えようっていうお話。
パーツ探すのも一苦労だけれど、何よりも。
何よりもバイクをいじるっていうこの工程がものっそい、楽しい!
走ってるのもいいんだけど、いじってるのも楽しい。
現に、キャブレターを分解してみることでどういう仕組みでガソリンが流れていくのかもわかった。
と、まあ。
日々のだらけた生活の中にも、きちんと楽しめることがあって、それを本気でやっていこうと思う。
っていうお話。
でもやらなきゃいけないこといっぱいあるみたいだよ?
大変だな俺の中の人。
next story → !
この記事にトラックバックする