ハチミツとクローバー 三巻より抜粋。
一記。
大学生活四年目。
就職活動をしている同期がいるこの時期に、だらだらと毎日のように遊んでいる。
特に何もしないが日課。昼間は大学行って、帰宅したらPCつけてネットするだけの生活。
そろそろ教育実習について本腰を入れないとまずいようだ。
とりあえず、とりあえず来週からやる。
もうこっからは戻れないってのがわかっているから、いつも以上に余計に踏ん切りがつかない。
スロースターターも吃驚するぐらいのスロー。
大学で空いた時間にハチクロを読んでいた。
こう、家で読むのとはまた重さの違う感触。
ううむ。
そうか、こういうマンガだったのかと再認識。
したのはいいけれど、ま、ね。
結局、大学に通うのも四年目となると、マンネリばかりでどうにもこうにも。
いや、俺が一人でどうのこうの言ってるだけなんだけど。
昔、何かで見たブックバンドで教科書括って持ってきてる人もいない。
うちの大学には、げんしけんで読んだようなオタクサークルがあるわけでもなかった。オタクはいっぱいいるのが見えてるけど。
そんでもってハチクロのような恋愛要素なんて大学内ではひとっつも見っけらんなかった。
二十三歳。
そう、二十三歳。
一年前はこんなだらだらとしているなんて、考えてもなかった。
せめてもう少しは人に誇れるような何かをしているかも、とかも考えたことがなかった。
ただ言えるのは、十年前に比べれば、大分成長したと思う。
十年前のこの時期は中学に通っていたし。
それでも短い期間だけだったけれど、通っていた。
あのころの俺は、今の俺を見て何と言うだろうか。
ここまでMTGしてるとか、オタクくさくなってるとか思わないだろうな。
そんでもって、バイクが好きで、ヘヴィメタが好きになってるなんて思いもしないだろう。
ここから更に十年後のビジョンは、不透明でしかない。
正に今、一寸先は闇だと思っている。
就職活動はしていない、教育実習のことについてもまだ手付かずである。
仮に就職活動しても、どこの会社が俺を雇ってくれるだろうかとか。雇ってくれる会社なんかないんじゃないかという考えもあるし。
教育実習についても、本当に手探りすぎて怖い。
やらないといけない、という義務感があるからだろうか?
それはまあ、やらないといけないことだけれど、それでも。
今こうして生きていることに変わりはない。
一記。
なんて、そんなことを書いたりして。
特に意味もないのだけれど。
それでも。
こうして書いておかないと、少しだけ落ち着かない。
IronMaidenがかっこいいと思えた十五の春。
八年経った今でも、かっこいいと思う。
まあ、時間なんか関係ないんだなと思える証拠。
さて今日は大学にいました。
シミュレーション論の講義の始まりが、大分オタクくさい内容で笑った。
何で俺好きなゲームでギャルゲーって言ったのかしら。
とまあ、そういうことがあった今日。
特に何も問題なくおわりました。
ばーい。
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